容姿の悪口を言われたら
「あいつマジキモイ」
「全然かわいくないんだけど」
昔、私はこんな台詞を言われることが度々あった
いや、もしかしたら、いまも誰かに言われているかもしれない
私は誰かと話をするとき、相手を楽しませたいと思い、大げさに身ぶりや手振りをつけたり、口調もわざと癖のある言い方をしたりすることがある
私の容姿を悪く言う人によれば、そういった私の態度が「かわいくもないのに不愉快」と感じるらしい
容姿を否定されるような台詞を言われたとき
昔の私は、存在そのものを否定された気がして
何日も落ち込こむことが当たり前だったし、自分への自信もどんどんなくなっていった
けれど、いまの私は
誰かに容姿の悪口を言われても
かすり傷くらいにしか感じないし
一瞬落ち込むことはあっても、何日もその気持ちを引きずるなんてことは
もうなくなった
理由は
自分の心にバリアをはるための魔法の言葉を見つけたからだ
そして
その言葉とは「だからなに」だ
もちろん
実際にこの台詞を相手に返す必要はない
心の中で呟くだけでいい
それだけで効果を実感できるはずだ
考えてみてほしい
あなたの容姿を否定する奴なんかに好かれて
なにになるというのだろう
また、そんな奴に嫌われて、困ることなんてあるだろうか
少なくとも
私にはなかった
私の容姿が誰かに否定されようと、そんなことで私のことを本当に大事に思ってくれる人からの私への態度は一切変わることなんてなかったからだ
だから
「だからなに」なのだ
あなたの容姿を否定する台詞をわざわざいう奴の言葉なんか相手にする必要はない
そんな奴の言葉で頭をいっぱいにしていたら
あなたにとって大事な人のことを考える時間も、あなたのことを大事にしてくれる人に出会うチャンスも
どんどんなくなっていってしまう
嘘だと思うなら
一度試してみてほしい
きっと人生がもっともっと豊かになっていくはずだ
By 茶子くん