【秘密結社】izimedarake

いじめに関する記事を書いています

ごきの友達論 〜入国審査編〜

今日は七夕ですね☆

こんにちは。
先日
「世界からいじめと差別がなくなりますように」
と願いを込めて短冊を書きました、ごきです。

今回から2〜3回くらいの記事を通して
「友達」という言葉について、話していきたいと思います。


今日は
私が昔、友達づくりに失敗した経験を話したいと思います。




あれは私が中学生の頃でした。

私の通っていた中学校は1年生から2年生に進級するときに一度だけクラス替えをすることになっています。

そのとき私は
1年生の頃に仲の良かったSちゃんと2年生のクラスでも一緒になれて、とても喜んでいました。

その喜びをSちゃんにも伝えようとしたところ
Sちゃんも一人の女の子と話をしていました。

その女の子がQさんでした。

QさんはSちゃんの小学校時代の友達らしく
彼女も一緒のクラスになったようでした。


SちゃんはQさんと楽しそうに話をしていたので
私も仲間に入りたいなと思い
なんのためらいもなくその輪の中に入り、

Sちゃんに
「Sちゃん、一緒のクラスになれたね。」
と嬉しさ全開で話しかけました。

それに対し
Sちゃんも喜んで返事をしてくれていたのですが
その横にいたQさんは、いきなり話しかけてきた私のことが気に入らない様子でした。

私はすぐにそれを察知し
二人の話の邪魔をしてしまったことに罪悪感を覚え
「じゃあ、また後でね。」
と、Sちゃんに手を振り、その場から一旦離れることにしました。

そして二人に背を向けた瞬間、



「何? あいつ…。」

Qさんの言葉が聞こえてきました。

Qさんは私のことを「Sちゃんの友達」ではなく
通りすがりに子供に声をかける「不審者みたいな人」
と認識したようです。

ちなみに私は
QさんからSちゃんを奪ってやろうなんて微塵も思っていません。

Sちゃんの友達なら私も友達になれるかな。
とは少なからず思っていましたが

まさか
その「友達の輪」という国に入るのに
Qさんの入国審査があるなんて思ってもいなかったのです。


それからも
Qさんには嫌われ続けました。

QさんはSちゃん以外の友達と
私の悪口を言っていたり

私が漫画が好きだと知ると
私に聞こえるように真後ろで
「うち、オタクって嫌いなんだよね。」
と私の趣味を否定してきたりしました。


ちなみに
私は第一回目の記事で
「私が中学時代にクラス中にいじめられていた」
という文章を載せています。


これはQさんの仕業ではありませんが
Qさんにとって
私がクラス中から嫌われ、悪口や嫌がらせをされる光景は
最高に気持ちのいいものだったのではないかと私は思います。


私の行動が原因とはいえ
「友達の輪」という入国審査を通れなかったうえに
軍隊に攻撃をされる対象にまで
私はなってしまいました…。

私はあのときどうすれば良かったのでしょうか…。

SちゃんとQさんの話の邪魔をせずにほって置けば良かったのでしょうか…。

それとも
入国審査のためのパスポートをQさんに提出すれば良かったのでしょうか…。


そもそも友達関係を築くのにパスポートなんているのでしょうか?
私は疑問を持たずにはいられません