【秘密結社】izimedarake

いじめに関する記事を書いています

友情のかたち

前回私は、小学校時代に、クラスで1番おしゃれな女の子「Eちゃん」が率いる女の子グループに、いじめを受けていたことについて、記事を書いた。

そして今回も、そのEちゃんのことについて記事を書かかせて頂こう。

当時Eちゃんには、グループの中で最も仲良くしている友達「Oちゃん」という女の子がいた。

EちゃんとOちゃんは、いつも一緒にクラスのいろんな子の悪口を言っていて、2人はとても気の合う仲だったのだが
そんな2人の友情には、とても信じられない裏が存在していた。

それは、Eちゃんがクラスで1番嫌いな子が、Oちゃんだったということである!

ちなみにこのことは、私だけでなくクラスのほとんどの人が知っている事実であった。

なぜかというと、Eちゃんは、Oちゃんのいないところで、クラスのいろんな人に、Oちゃんの悪口を言っていたからだ。

彼女は
「Oだったらごきのほうがまだマシ!」
と、大嫌いな私と比較して、Oちゃんの悪口を言っていたこともあったほどだった。

では、なぜEちゃんは、Oちゃんのことをこんなに嫌っているのに、ずっとOちゃんと一緒にいるのだろうか?

これは私の勝手な想像なのだが
Eちゃんはきっと、Oちゃん以外に、一緒に誰かの悪口を言う女の子の友達が、いなかったからではないだろうか?

なぜそう思ったのかというと
当時の私のクラスで、人の悪口を言うような女の子は、EちゃんとOちゃんしかいなかったからだ。

だから、そんなEちゃんにとって、悪口を全く言わない子と話すのは、とてもつまらないものであり
その結果、唯一悪口を一緒に言ってくれるOちゃんと仲良くするしか、選択肢がなかったのではないだろうか。

実は私は、EちゃんとOちゃんのような、誰かの悪口を言うためだけの友達グループを、何度も見てきた経験がある。
私の経験をふり返ってみると
上記のような友情関係は、珍しくないのではないかと思っている。

確かに私たち人間にとって、誰かの悪口を言うことは、とても気持ちがよく、最も盛り上がる話題といっても過言ではないのかもしれない。

しかし、もしあなたに、悪口を言うだけの友達ができたら、嬉しいだろうか?
その友達のことを、心から「大好き」と言えるだろうか?

私だったらできない。

なぜなら私は、友達とお話をするなら
誰かの悪口を言うよりも、好きな食べ物や、本の話をしていたほうが、ずっと楽しいと思っているし
それらの話題を話すことで、相手のこともたくさん理解できると思っているからだ。

そして、その相手のことを、理解すればするほど大好きになってしまっている自分に気づいたとき、私はとても幸せを感じる。

だから私は、悪口を言うだけの友情よりも、相手のことを、もっと大好きになれるような友情をオススメしたい!

最後に、EちゃんやOちゃんも含め、世界中の人々が、心から「大好き」だと言える人と素敵な友情を築けるようになることを私は願っている。

by ごき