【秘密結社】izimedarake

いじめに関する記事を書いています

ごきの加害者談

前回、茶子くんさんが
自分がいじめの加害者になったときの体験について書いていた。

それに続いて
今回は、私も過去のいじめ加害者談を話そうと思う!

正直、この話は
私の記事を読んでくださってる皆様に失望されたり
今の仲間がドン引きして、私から離れていったりするのではないかという不安が大きい。

しかし
茶子くんさんやスケルトンさんはその覚悟を持っているので
私も覚悟を決めて、いじめ加害者談を話し
心おきなくここの社員として、いじめと戦おうと思う!



あれは
私が小学生のときの話だ。

私は近所の下級生2人と
毎日3人で登校していた。

私は
その登校時間が好きではなかった。

なぜかというと
2人の下級生は同じ学年でいつも楽しく会話をしているのに対し、
上級生の私はいつもひとりぼっちだったからだ。

時には私も
2人の会話に入ろうと頑張ったこともあるが
ほとんど交じれないまま登校時間が過ぎていった。

だから私は
この登校時間が憂鬱で仕方がなかった…。


そんなある日
私でも下級生の会話に交ざれる話があると気がついた。


それが
「K君の悪口話」だった。

K君は
私より1つ年下で
上級生、下級生問わず悪口を言われる対象だった。

「みんなK君の悪口言ってるんだから、私も少しくらい彼の悪口言ってもいいだろう…」

気がついたら
私の頭の中にこんな思考が染み付いていた。


そして私は登校中に
2人の下級生に「K君の悪口話」をし始めた。

それに2人の下級生は楽しそうに飛びついてきて、
私は初めて2人の仲間に入れたような気がして嬉しかった。


そんな快感に浸った私は
その後も何かに取り付かれたように「K君の悪口話」を2人の下級生に聞かせていったのだった…。



あれからもう10年以上経つが
この話で、私は罪を2つ犯している。

1つは
「K君の悪口話」でK君をいじめてしまったこと。

もう1つは
2人の下級生に「悪口話の快楽」を教えてしまったこと。


この2つの罪は
どんなに償っても許されないことだと分かっている…。

だが、いじめられる痛みを深く理解した今の私だからこそ
この記事を通してK君に言いたい…。


「辛かったよね。
あのときは本当にごめんなさい。」
と…。


by ごき