【秘密結社】izimedarake

いじめに関する記事を書いています

「カッコイイ!」が暴走する前に…。

先週、とあるニュース番組で「ドリフト族」についてのニュースが報道されていた。

ドリフト族」というのは
複数の車で公道を猛スピードでドリフト走行する人たちのことである。

そのときの公道はまるでサーキット場

車の運転者たちは
歩行者への気遣いや騒音などの迷惑は一切関係なく
まるで
「どうだ! 俺の運転テクニックカッコイイだろ☆」
と、言わんがばかりの運転走行をしている


ちなみに
この奇抜な運転方法、
「カッコイイ」と思われるだけで済むのだろうか…。


答えはNO!

なぜかというと
ある日の朝、とある住宅街でこの走行をしていた車が
登校中の小学生集団に突っ込み、その小学生たちにケガを負わせてしまったのだ。

「カッコイイ!」と言われたい!

そんな思い優先で
周りの迷惑や事故のリスクを怠ったばかりに子供たちにケガをさせてしまった。


もちろん
これは「いじめ」の中にも似たような傾向がある。

「カッコイイ!」
もしくは
「強い!」

そう思われたいがために
生きすぎた言動をとってしまい
気がついたら誰かを傷つけたり、周りに迷惑をかけてしまったりする事態はたくさんあるのではないだろうか…。

「カッコイイ!」と思われたいことは
純粋で凄く素敵だと思うし
誰だってそんな心を持っているのは当然だと私は思う。

だからこそ
その純粋な心が暴走して、周りの迷惑や被害者を出してしまう前に
心にブレーキをかけてほしい。

せっかくの「カッコよさ」を台無しにしてしまうのは
とてももったいないと私は思う。

by ごき