ごきの友達論 〜追放編〜
こんにちは。
つい最近、自分に破壊の才能があることを自覚したごきです(笑)
前回私は
「友達の輪」という国の入国審査を通されず痛い目にあってしまった話をしましたが
今回は
私が入国審査を通って、「友達の輪」の住民になれたものの
わずか一ヶ月でその国に追放されてしまった話をしたいと思います。
あれは私が高校生になり立ての頃でした。
私は中学時代にいじめられた経験を悔やみ
今度はいじめられないようにしよう!
と意気込んていました。
クラスに知人がいなかった私は
最初は
友達出来るかな…。
と不安を抱いていましたが
そんな私に話しかけてきたのがVさんでした
Vさんは私が中学時代
高校受験の面接練習のときに出会い、そのときだけ話をしたのを覚えています。
彼女は積極的な子で、クラスのいろんな子に話しかけては、すぐにその子と友達になってしまう明るい子でした。
気がついたら私は
6人以上の「友達の輪」の中にいました。
私は入国を認められて
「友達の輪」の住人になれたのです!
凄く幸せで
楽しい毎日が続きました。
それから約一ヶ月後
ゴールデンウイークが終わってから最初の登校日でした。
Vさんは私のことを避け始めたのです。
私も最初のうちは
自分の勘違いだろうと思い気にしないようにしていました。
しかし
Vさんは他の子とは楽しく話すのに
私と話すときだけ冷たいのです。
私は当時、Vさんが大好きだったので
Vさんに嫌われていることを信じたくありませんでしたが
その微かな思いも、その日の放課後に打ち砕かれてしまいました。
ホームルームで席替えをしたときに
私は偶然、Vさんのすぐ近くの席になりました。
すると、Vさんは早速
「私と近くの席になった」という悲劇を、他の友達に嫌そうに話していました。
しかも
Vさんはそれだけでは飽き足らず、友達に愚痴をこぼし終わったあと
誰かに電話をかけ始め、その電話の相手にも愚痴をこぼし始めました。
私はこのとき初めて
Vさんに嫌われていることを確信しました。
私はVさんに嫌われるようなことをした覚えはありませんし
心当たりもありません。
これは私の推測ですが
ゴールデンウイーク中に、Vさんに私を嫌うように仕向けたのは、Vさんの電話の相手ではないかと私は思います。
高校に入学して
Vさんの入国審査を通過でき、ようやく私は「友達の輪」の住人になれたのに
一人の黒幕の登場により、Vさんにパスポートを壊され、私は不法入国者となってしまいました。
そして
無実の私は再び国家権力から攻撃される対象となってしまいました。
私は悔しくてたまりませんでした。
どうして
私ばかりこんな目に合うんだろう…。
どうして
誰も私の無実を証明してくれないのだろう…。
神様は私には残酷だ。
そして
神様は私をいじめる人たちにはとても優しい。
私は友達が信用できなくなってしまいました。
これが
私が入国審査を通って、「友達の輪」の住民になれたものの
わずか一ヶ月でその国に追放されてしまった話です
次回は
今回の追放編と、前回の入国審査編から学んで生み出した
私の友達論についてのまとめをお話します。