いじめの犯人は誰? 批判よりも前に「自分にできること」を考えよう
連日、岩手県で起きた中学2年生のいじめ自殺が話題になっている
特に注目されているのは
いじめられていた生徒と担任の先生とのやりとり
自殺をほのめかす生徒の記述に対して「明日からの研修楽しみましょう」と無関心とも捉えられるコメントを返した担任の先生の対応が物議をかもしている
「もう少し先生が関わってくれていれば」
「先生の対応が違っていれば」
テレビでこのニュースが流れる度に
そんな意見ばかりが聞こえてくる
本当にそうなのだろうか
この点に私はどうしても憤りを感じてしまう
なぜなら
どうして「他人任せ」の意見ばかりなのだろうか
と思わずにはいられないからだ
まず、私たちは
担任の先生を批判するより前に
自殺してしまった生徒に手を差し伸べることすらできず結果として救うこともできなかった事実を真摯に受け止め、反省し悔やむことから先にしなければならないのではないだろうか
そして、対応策は
生徒へのケアはもちろんのこと
担任の先生への支援までも
「自分にできることはないだろうか」
という視点で
一人ひとりが知恵を出し
行動を起こしていく必要があるのではないだろうか
担任の先生の対応を批判する前に
私たちにはしなければならないことが山ほどある
「自分にはなにができるのか」
いまこそ
「他人任せ」にせず
一人ひとりが自分の頭で考え
行動していくことが
求められているのではないだろうか
By 茶子くん