【秘密結社】izimedarake

いじめに関する記事を書いています

人生には「甘い物が必要」といってくれる人が必要

高校時代の私は
毎日何十回も「辛い」といい
月に一度は「学校辞める」と真剣に誰かに相談していたのにも関わらず

「学校に行きたくない」

と思った日はほとんどなかった

それどころか

私は毎朝上機嫌で自宅を出発していた

理由は
いつも駅で私のことを待ってくれていた人がいたからだ

その人は昨日スケルトンさんの記事に登場した名言の主と同一人物で
Hさんといい私の高校時代の同級生だ

私はHさんと毎朝一緒に学校に通っていた

前日にどんなに辛いことがあっても
私はHさんと会えると思うと
嫌なことは全部吹き飛び
自宅を出ることが苦になることは
ほとんどなかった

Hさんと会ってから
学校に着くまでの時間は
私の毎日の幸せのピークだった

私の人生にはHさんが必要だった

私がHさんと過ごした時間がかけがえのないものだったことに気づいたのは
高校を卒業してからのこと

Hさんと会えないと思うと
特別嫌なことがなくても
毎朝、自宅を出ようという気持ちになかなかなれなくなった

いま私は、Hさんと毎日会っていた日々が
とてつもなく恋しい

Hさんの名言
「人生には甘いものが必要」

そして私には
Hさんが必要!!

こんなに素敵な人に出会えた私は
それだけで本当に幸せだと思う

もしもいま
なかなか周囲の人に必要とされずに悩んでいる人がいるとしたら
ひとつだけ伝えたいことがある

「うーん、まあ、いいんじゃない」

な、なんて適当なアドバイスなのだろう
と驚いた人もいるかもしれないが
Hさんはきっとこう答えると思う

実際、私が悩みを語ったときも
たいていHさんの受け答えは
いつもこんな感じだった

Hさんが「甘い物」を必要としていたり
私が「Hさん」のことを必要としていたりするように

「あなた」のことを必要としてくれる人も
必ずどこかにいる

もしも悩みにぶつかったときは

悩んだ経験も含めて自分のことを必要としてくれる人にいつか出会えることを信じて

Hさんのように

「うーん、まあ、いいんじゃない」

と前に進んでいってほしい

By 茶子くん