【秘密結社】izimedarake

いじめに関する記事を書いています

解放したい憎悪

こんにちは。ごきです!

今回は
私が超小さな器の人間だということを書かせて頂きます。


私は今までいろんな方にいじめや嫌がらせをされてきました。

もし今、
私をいじめた方々が心から謝罪をしてきたら
笑顔で許せる自信があります。


しかし
一人だけ、どうしても許せない方がいます。

どうしてそんな憎しみを抱えているのか、
まずは
私がその方にされたことを踏まえて話します。

あれは中学校に入学したての頃だった。

クラスは
「俺は大人だから可愛い彼女が欲しい!」
という男子で賑わっていました。

その男子たちは目標の第一歩として
好みでない女子の、顔の欠点を罵って廻っていました。

もちろん
私も被害を受けました。

ただ私の場合は
他の子たちみたいに罵って終わりではなく
いじめにまで発展しました。

何の罪もない生れつきの顔が原因で始まったいじめなので、正直辛い日々でした。


どんないじめだったかというと
すれ違いさまに
「ブス」、「死ね」と悪口を言われたり
後ろから頭に目薬を2〜3滴垂らされたり
そんないたずらを何度もされました。

このとき
私に目薬を垂らしてきたのが
男子たちのリーダー的存在のXさん。
私の唯一許せない方です。

私はXさん率いる男子たちのいじめに耐えながらも
学校生活を送っていました。

そんなある日のこと、

私はその日もいじめに耐え
こんな毎日なら死んでしまいたい!
と、虚ろな気持ちで自転車をこいで帰宅していました。

そのときの私はブルーな心理状態で安全確認をなどしている余裕がありませんでした
そのため私は左から走ってくる車に気付かず
交通事故に遭い病院に運ばれました。

幸い、右足を打撲するだけの軽傷で済みました

翌朝、登校すると
私が事故に遭ったことはにはクラス中に知れ渡っていました。

それなのに私を待っていたのは
注意の言葉でも、同情の言葉でもありませんでした。

Xさん率いる男子たちが私を取り囲むように集まってきて
私の不幸を笑い始めました。

そのときのXさんからの言葉…





「事故に遭って良かったな!」

この一言が私の胸に深く突き刺さりました。

自分の不幸でこんなに幸せになる人がいる。
そんな事実に私は足の打撲なんか比べものにならないほどの痛みを感じました。


外見が原因で始まったいじめ。

自分の顔が
世界一汚いものだと
認識したのもこのいじめがきっかけでした。

私はこの先、一生Xさんを許せないまま、歳を重ねていくのでしょうか…。

あれからもうすぐ10年経ちますが
今でもXさんの言葉が頭から離れません。

あのときの心の傷が完全に消えて
この顔が愛せるようになれたら
私もXさんを許すことができるのでしょうか…。

これは私の最も難しい課題です

いつかXさんにされたことを肥やしに
私は今よりずっと大きな器を持ちたいです。