「子供は苦手」は悪?
皆さんは子供が好きだろうか?
この質問をされて、きっと「はい」と答える方はたくさんいるだろう。
しかし私は、この質問に対して素直に「はい」と答えられない。
なぜかというと、私は子供が苦手だからだ。
ちなみにこれは、私が友達や親戚の子たちに、今までずっと隠し続けてきたことである。
なぜこんなことを、今までずっと隠してきたかというと
私が今まで接してきた友達や親戚の子たちは、街中で子供を見る度に
「わぁ〜!かわいい〜(*´ω`*)」
と、幸せを感じてしまうくらい、子供が好きな方が多かったため、その中で私が「子供は苦手」なんて言うと
「子供が苦手だなんて人として最低!」
と思われるのではないかと恐れていたからだ。
もちろんこんな私だって、外で楽しそうに駆け回る子供を見ると癒されるし
できることなら心から「子供が大好き!」と言ってみたい。
しかし、私にはそれが難しいのだ。
では、どうして私がここまで子供が苦手になってしまったのかというと
それは私が、大人からだけではなく、子供からも悪口を言われる経験を多くしてきたからだ。
最初は私も、子供から悪口を言われたときは
「子供の言うことだから!」
と、気にしないようにしていた。
しかしある経験をしたときから、私は大人からの悪口より子供からの悪口のほうが怖いと思うようになり
それからの私は、町を歩いていても、子供とすれ違うだけで
「なにか悪口を言われるんじゃないか…。」
と、恐怖心を抱いてしまうようになった。
だから私にとって、子供とのコミュニケーションは、同年代の人たちとのコミュニケーションよりも、遥かに難易度の高いものなのだ!
ましてや、その子が自分に悪口を言ってくるかもしれないなんて考えていたら、どれだけ小さな子供であろうとも、私は好きになれない
つまり、なにが言いたいのかというと
私みたいに子供が苦手な人は、意地悪で「子供が苦手」だと言っているのではない!
ということだ。
きっとみんな、苦手なものには、それを苦手になってしまうくらい嫌な経験をしているのではないかと私は思う。
だから、もしあなたの周りに「子供が苦手」だと言う人がいても
「子供が苦手だなんて最低!」
なんて思わないであげてほしい。
対象は違えど、人それぞれ苦手なものはあるはずだ。そう考えれば、相手の気持ちも理解できるのではないだろうか。
もちろん、子どもに限らず、私自身も、苦手を克服する努力は今後も続けていく。
そしてそのためにも
私は、今回「子どもが苦手」とブログで告白したように、まずは自分の気持ちに正直になることから始めていきたい。
by ごき