自転車パンク事件の加害者へ
今日も長い一日が終わった。
さぁ、自転車に乗って家に帰ろう!
と、自転車にまたがってこごうとしたとき…
あれ?
前に進まない
どんなに足に力を入れても
自転車のタイヤが持ち上がらないのだ。
まさか!
と思い、恐る恐るタイヤを触ってみたら…
やっぱり…。
私の自転車のタイヤから空気が無くなっていたのだ。
朝こいで登校してきたときは
ちゃんと空気が入っていたのに…。
そう
私の自転車のタイヤが、何者かによってパンクさせられていたのだ。
はぁ…
またか…。
もちろん
この経験は初めてではない。
私の通っていた高校では
いろんな人の自転車のタイヤがパンクさせられる事件が頻繁に起こっていた。
その度に
ホームルームで必ず先生がこの「自転車パンク事件」のことを告げる。
加害者は
同じ高校の生徒であることは明らかだったが。
結局その加害者は今も分からないままである。
だいぶ前フリが長くなってしまいました(^^:;)
それでは今回は
当時の「自転車パンク事件」の加害者さんと
この事件を今から起こそうとしている方、または起こした経験のある方々が
この記事を読んでくださっていることを信じて
私からメッセージを伝えたいと思います。
まず
この「自転車パンク事件」を引き起こしている加害者たちは
私たちにいったいなにを伝えたいのでしょうか?
「こんな連続して犯行が行える俺ってスゴいだろ!?」
「この世には『自転車をパンクさせる』っていう楽しい遊びがあるんだぜ!」
というところでしょうか…。
いえ、
私は違うと思ます。
私は
こういう無差別な事件は
ほとんど加害者の「淋しさ」を紛らわすために始まるのではないか
と思います。
どんなに
アクションを起こしても誰も見てくれない。
でも、平凡な日常を送るのは物足りない。
だから
なにか話題になるような事件を起こして、少しでも多くの人に注目されよう!
その考えで辿り着いたのが
「自転車パンク事件」なのではないかと私は推測しています。
その手口を簡単に説明すると
加害者が自転車をパンクさせる
↓
その自転車の持ち主が先生に被害届けを出す
↓
先生たちの間で話題になる
↓
ホームルームなどで先生が事件のことを話す
↓
加害者は
「自分のやったことが学校中の話題になった!」
と思い、初めて認められた感覚に浸る
…というところでしょうか。
もちろん
これは私の勝手な推測なので加害者たちの心情と大きく外れているかもしれません。
ただ今回は
私のこの推測を通して
加害者さんたちにメッセージを贈りたいと思います。
__________
「自転車パンク事件」の加害者さんへ
この世には自転車をパンクさせること以外に
自分を輝かせる方法はまだまだたくさんあるよ。
それも、
人を悲しませずに輝ける方法は星の数ほどある。
それは
テストでいい点数をとる
部活でいい成績を残す
資格をとる
なにかのコンクールに入賞するなど
探せば
まだまだいっぱいある。
あなたの計り知れない輝きを
「自転車パンク事件」なんかのために使ってしまっていいの?
どうせなら
誰かを幸せにするために使ってはいかがかな?
そうすれば
自転車をパンクさせているあなたよりも
ずっと輝いているあなたになれるハズだよ☆
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
by ごき