【秘密結社】izimedarake

いじめに関する記事を書いています

「最悪」と言う前に…

こんにちは。
夏の暑さで死にそうな心をかき氷でリフレッシュしたごきです。


そういえば皆さんのクラスにはこんな習性を持ついじめっ子はいませんでしたか?


私が過去に出会ってきたいじめっ子たちには
自分がいじめているターゲットの子と物理的な距離が近くなると
自分が不愉快であることを大きな声で主張してくる習性がよくありました。

例えば

同じ班になったとき
席が近くなったとき
同じ部屋に居合わせたとき

少しでもターゲットの子と一緒の空間にいなくてはならなくなったときに
「最悪!」と連呼するような習性です。

このようなとき
いじめっ子は本当に「最悪」だと思っているのでしょうか

私が思うに
いじめのターゲットである子と同じ空間にいることは
いじめっ子にとっては「最悪」ではなく「最高」です

なぜかというと
いじめっ子はターゲットの子と同じ空間にいることで
その子を傷付けるチャンスを得るからです。

悪口や無視
冷たい対応

これらでターゲットの子の心を傷付け、さらに追い詰めることができるうえに
自分の強さを証明したかのような快感を得ることもできる大きなチャンスになるのではないかと私は思います。


それに対し
いじめられっ子はいじめっ子と同じ空間にいることで
今度はどんな悪口を言われるのか、怯えながら過ごさなければなりません。


結果
悪口を言って済むだけのいじめっ子にとっての「最悪」より
悪口に傷付けられるのを必死に耐えなくてはならないいじめられっ子のにとっての「最悪」のほうが
ずっと重たいものになるではないでしょうか。


だから
もしあなたがいじめっ子の立場で
ターゲットの子と一緒に過ごさなければならなくなったときには
軽々しく「最悪!」なんて言葉は使わないで欲しいなと私は思います。

あなたが「最悪」だと言えば
その相手はあなたの100倍以上の深刻さで「最悪」だと思う可能性があるからです。

他人に「最悪」というより
そんなことを言ってしまう「最悪な自分」から抜け出してみることが
成長への第一歩だと私は考えています。