【秘密結社】izimedarake

いじめに関する記事を書いています

なぜ悪口はいけないの

幼い頃
親や学校の先生に
「人の悪口をいってはいけません」
と教えられた記憶はあるだろうか

きっと
その指導をされたとき
幼い頃の私のように
「なんでダメなの?大人も悪口いうくせに」
と反発してしまった人もいたはずだ

子どもの頃
私が「どうして?」と理由を尋ねると
「自分もされて嫌なことは人にしてはいけないから」という答えや「悪口をいうと、自分も悪口をいわれるようになるから」という理論が周囲の大人たちから返ってきた

納得できるような完全な答えをいってくれる大人には私は出会えなかったけれど
なんとなく悪口はいけないことであることを幼い頃の私は理解した

それなのに
小学校高学年になるまで
私は「人の悪口を言わない」という生活ができずにいた

悪口はいけないと頭では解っていても
悪口をいうと
自分を正当化することができ
頭やお腹のモヤモヤが消えるため
精神的に楽になることが多く
なかなかその習慣は私から消えなかった

そんなとき
私に脱悪口生活のきったかけを与えてくれたのは
当時仲良くなり始めたばかりの一人の友達の言葉だった

「なんで人の悪口ばっかり言うんだよ。つまんないからやめろよ」

ストレートなその子の一言に私は衝撃を受けた

「悪口」はその友達にとっては「つまらない」ものでしかなかったのだ

私は「なぜ悪口をいってはいけないの」と考えていたことさえ恥ずかしく感じ
以後、「悪口」をいう生活からどんどん遠ざかっていった

驚くことに
悪口をやめた途端
私の人生はどんどん豊かになっていった

いまでは
楽しいことがあり過ぎて
「悪口」は「つまらない」と
私も心から思えるようになれた

もしもいま
昔の私のように
「なぜ悪口はいけないの」と考えている人がいるのなら

それは「あなたのためです」と
私は伝えたい

確かに楽しいことの少ない生活の中では
「悪口」以上に面白いことに
なかなか出会えないかもしれない

では、どうしたら
「楽しいこと」に出会えるのか

それはもう
とにかく行動するしかない

興味のあること好きなことに
夢中になって打ち込んでいく

そしてそんなふうに
行動し続けていくためには
とにかくエネルギーが必要になる

悪口なんかで
せっかくのエネルギーを
発散させてしまうのは
ありえないくらい
もったいない

「悪口」をいってはいけないのは
いえばいうほど
あなたが幸せから遠ざかっていくからだ

「悪口」で誰かの足を引っ張っても
自分が前に進めるわけではない

だからこそ
「悪口」で誰かの足を引っ張るのは
ささっとやめて
そのエネルギーを全部
自分が一歩でも前に進むための力に変えていこう

その積み重ねが
どんどん人生を豊かにしていく

嘘だと思った人は
1ヶ月でもいいから
試してほしい

きっと人生が大きく動き始めるに違いない

By 茶子くん