【秘密結社】izimedarake

いじめに関する記事を書いています

後遺症に悩まされ

昨日は茶子くんさんが
「いじめの後遺症」について記事を書いてくれましたね。

そこで
今回は私、ごきの「いじめの後遺症」について話したいと思います。


私の「いじめの後遺症」は
主に男性に対する恐怖心と、自分の顔が大嫌いなことです。

私にこの後遺症が植え付けられたのは中学時代です。

私の中学3年間は
ずっとクラスの男子たちからいじめを受けていました。

女子たちからのいじめもたくさんありましたが
主に目立つのは男子たちからのいじめでした。

その中でも
私に一番精神的ダメージを与えたのが、外見への悪口です。

特に
顔に対しての悪口は今も私の心に深々と傷をつけてなかなか治りません。

しかも
中学卒業後も他の男子から顔の悪口を言われたり、差別的な扱いをされたりと
傷口を更にえぐられるような出来事が襲い

結果
「あぁ、私は誰がどう見ても汚くて醜い顔なんだ…。」

と思い込むようになってしまいました。

それだけでなく
「男の人は、自分にとって顔が綺麗だと思わない女性をいじめる生き物だ。」
という思い込みが私の頭の中に定着してしまいました。

そのせいで
電車に乗っても男の人の隣に座れなくなってしまったり

ひどいときには
男性と道ですれ違うだけでも
「こんな醜い私とすれ違って、不快な思いをさせてしまっていたらどうしよう…。」

と、不安を抱いてしまったりするなど
男性に近づくことすら困難になってしまいました。


これが
私が抱えている「いじめの後遺症」です。

私は現在もこの後遺症と格闘中で
「私の顔なんて誰も気にしてない!」
と思ったり
「男の人も悪い人ばかりではないハズだ!」
と自分に暗示をかけたりすることで、
少しでも後遺症を治そうとしていますが

「いじめの後遺症」は治そうと思って、ポンと治せるものではありません。


いじめの加害者や傍観者たちは
「いじめ」を単なる一つのエピソードだと思いがちで、
卒業などでその場所から抜け出せば
そのエピソード自体忘れてしまう方も多いですが

いじめの被害者にとっては、その時期が過ぎてもその傷を一生背負っていかなければなりません。

以上のことから
私は
「いじめ問題」に対して
「いじめ」単体で考えるのではなく、「いじめられっ子のその後」のことも考えていきたいなと思っています。